フィレンツェの街を散策していて、このブロンズ製の立体地図を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。目の不自由な方に実際に手で触ってもらうためのこのような模型をイタリア語ではplastico tattileと呼びます。このフィレンツェの主要なモニュメントが配置された立体地図は2006年にレプッブリカ広場に設置されたのですが、何かが欠けていることにお気づきでしょうか。実は2013年に、ジョットの鐘楼とサンタトリニタ橋の部分が何者かによって壊されて持ち去られてしまったんです。当時はすぐさま補修をという声があがっていましたが、いまだそのままの状態なのはなんともイタリアらしいところ…ですね。
街の全体像が把握しやすいので、観光ガイドさんたちがこの立体地図を使って説明している姿をよく見かけます。このレプッブリカ広場にある地図はアルノ川までの範囲をカバーしており、川向こう(オルトラルノ)の地区は、ピッティ宮殿の近くのVia Guicciardini(グイッチャルディーニ通り)にあるもう一つの立体地図で見ることができます。以前、同行通訳で視覚障害の方をご案内したときには、この立体地図に触れてもらい、フィレンツェの街を感じてもらいました。皆さんもレプッブリカ広場を通りかかったら、この地図で訪れた観光スポットや訪れたい場所などをチェックしてみてくださいね。
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